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カメラ修理は横浜カメラサービス - yokohama-camera-service.com
大切なカメラといつまでも 横浜カメラサービスは 機械式カメラ修理専門店です。 
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今回は私のカメラ遍歴第9段としてNikon FAをご紹介します。

ずいぶん古いカメラが今頃登場したなとお思いでしょうが、私のカメラの中では比較的入手が最近に近い物です。
一応現在のフィルムでの勝負カメラ?=メイン機材との位置づけにしてます。
MiyaImg110517_NikonFA_01.jpg
本当はシルバーが欲しかったのですが、私のは黒です。

Nikon FAはOLYMPUS OM-4とほぼ時を同じくして生まれたカメラで、その二つのカメラの特徴は両極端でした。
撮影者の意のままの露出を実現するOM-4、撮影者が見た通りの映像を記録するFA、その辺の事はたしかOM-4編で書いたような気がしますので省略します。
以前OM-4を持っていたのでやはりライバル機であったFAが気になり、オークションで購入してしまいました。

FAはマルチモードオート機ですが、最大の特徴はなんと言っても一画面を多分割測光して最適な露出を瞬時に決定する多分割プログラムオートでしょう。
MiyaImg110517_NikonFA_02.jpg
今やタ分割測光のプログラムオートは当たり前の技術になってしまいましたが、始まりはこのカメラです。
電池がなくてもメカニカルで1/250秒のシャッターが切れるのは強力です。

もちろん従来(従来っていつの事だ?)通りの中央重点測光も出来ます。
MiyaImg110517_NikonFA_04.jpg
つまみをひとひねりで切り替わります。(写真は中央重点測光にしたところ)

修理人がその多分割プログラムオートの恩恵を受けた事があるかと尋ねられると???なのですが。
「FGのプログラムオートで撮った写真とあまり変わらないなー」なんて言ったらFA愛用者にグウで殴られそうですね。
恐らく逆光とか厳しい条件で撮影した際に真価を発揮しているのでしょう。
どうも古いカメラばかり使っていると、条件が厳しく良く写らなそうな場面ではシャッターを押さない習慣が出来ているようで、FAの真価が今ひとつ発揮出来ないでいます。
カメラのオートってオートである事を使用者に意識させないで、さりげなく良く写ることも大事だと思いますが、私の頭はクラシック&マニュアルなのかも。

このカメラは入手時に無限遠位置が狂っていましたので、大手の修理業者さんで治してもらいました。
MiyaImg110517_NikonFA_06.jpg
その後もミラーのバネが弱く、逆さにするとまた無限位置が狂うので再修理をお願した覚えがあります。
今なら自分でやりますが。

最近お客様のFAを整備する機会があり、私のFAもだいぶ液晶が薄くなってきた事に気づきました。

なかなか良くできたカメラですが、上カバーがプラスチックである事が残念で、使い込むにつれてかテカテカになり、安っぽさを醸し出す原因になっています。
MiyaImg110517_NikonFA_07.jpg

鼻の脂が気になるデータバック裏蓋
MiyaImg110517_NikonFA_05.jpg
・・・今となっては普通の裏蓋が欲しいところ。

FAは確かキンキラのゴールドモデルも何かの記念で発売になったと記憶しています。貼り革も別あしらえだったかな?

勝負カメラではありますがちょっと重いので、実際は前回にご紹介したFGの方が出動頻度は高いかも知れません。
MiyaImg110517_NikonFA_08.jpg

Nikon FA
発売:1983年9月
型式:フォーカルプレーンシャッター式自動露出一眼レフカメラ
シャッター:縦走りメタルフォーカルプレーン
シャッタースピード:B,1~1/4000秒(B, 1/250秒は機械式)
レンズマウント:ニコンFマウント
露出計:TTL多分割測光/中央部重点測光
露出モード:マニュアル、絞り優先オート、シャッタースピード優先オート、プログラムオート(瞬間絞り込み測光)
発売時価格:115,000円
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2011.05.17 / Top↑
前回は前置きだけで終わってしまいました。
Nikon FGの続きです。

私のFGはカメラ修理の練習用にオークションで購入したものです。

購入時のセット。
MiyaIMG20110419_FG_005.jpg
FG本体、50mmF1.8レンズ、純正ストロボのセットで「ミラーアップ品ジャンク扱い」で格安でした。

品物が届いてみるとボディは全く傷がなく、下面には保護用のプラスチックも付いていたくらいでほぼ新古品。
ミラーアップは「あるおまじない」をしたところ復活しまして、私が手を入れたのはモルトを貼り替えたのとストラップを付けたくらいでしょうか。
かくしてこのカメラは私のお散歩カメラになったのでした。

購入時付いてきたAI NIKKOR 50mm F1.8s
MiyaIMG20110419_FG_004.jpg
パンケーキではない、国内ではあまり見かけないレンズです。
世間で評判?のパンケーキのAI NIKKOR 50mm F1.8sも持っていますが、デジカメに装着してかなり細かくチェックすると、こちらの普通のレンズの方が周辺部まで破綻せずに写っているように感じます(個体差かも?)。
周辺部を超拡大する非実用的な比較ですし、デジカメの場合センサへの入射角の問題もありますのであまり参考にはならないと思います。フィルムでの実写では違いはわからないと思うのですが、50mmを使うときは気分的にパンケーキじゃないこちらのレンズを使っています。

大きさはだいぶ違います。
MiyaIMG20110419_FG_006.jpg

MiyaIMG20110419_FG_007.jpg

私は学生時代ニコンが買えなかった反動からか、半ばニコンアレルギー気味でニコンのカメラを全く持っていませんでした。ところがFGを入手してからは今までの反動でしょうか、オークションでニコンレンズを数本??買い込んでしまいました。

このカメラは小型軽量なので一日肩からぶら下げていても肩こりは無縁で、お散歩カメラには最適です。
操作も単純明確で、久々に単焦点レンズで気ままに写真を撮る楽しさを思い出させてくれた一台です。
プログラムオートも凝ったものではありませんが、綺麗に取れますし特に不便を感じた事はありません。
MiyaIMG20110419_FG_008.jpg 
残念ながら絞り込みボタンはありません。
露出補正はフィルム感度調整ダイヤルの部分で行うほか、逆光での撮影等のときは、左肩前部にあるボタンを押す事で+1.5の補正が行えます。
MiyaIMG20110419_FG_009.jpg MiyaIMG20110419_FG_010.jpg 
FGを入手するまでOLIMPUS OM-4やら、CONTAX STやらと買い込んでましたが、これでいいじゃんと思ってしまうのは年のせいでしょうか。

最近はコシナフォクトレンダーのULTRON40mmF2を付けて歩くのがお気に入りです。
MiyaIMG20110419_FG_012.jpg 

電子カメラなのでいつまでお付き合いできるかわかりませんが、まだまだ大丈夫そうです。

Nikon FG
発売:1982年5月
型式:フォーカルプレーンシャッター式自動露出一眼レフカメラ
シャッター:縦走りメタルフォーカルプレーン
シャッタースピード:B,1~1/1000秒(B, 1/90秒は機械式)
レンズマウント:ニコンFマウント
露出計:TTL中央重点測光
露出モード:マニュアル、絞り優先オート、プログラムオート(瞬間絞り込み測光)
発売時価格:61,000円

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2011.04.20 / Top↑
今回は私のカメラ遍歴第8段として ニコンFGをご紹介します。

MiyaIMG20110419_FG_001.jpg

1980年ニコンはオリンパスのOMシリーズ、ペンタックスのMシリーズ等の小型軽量一眼レフに対抗して(流れに乗って?)リトルニコンと銘打ったEMを発売しました。(国外は前年発売)
今回ご紹介するFGは、絞り優先オート専用機のEMに対して、マニュアル露出、絞り優先オートに加えプログラムオートもついたマルチモード機でリトルニコンシリーズのフラッグシップ機とも言えます。

Aiレンズ対応(瞬間絞り込み測光)
ニコンはそれまでの絞り優先オートだけではなく、シャッター優先オートや、プログラムオートに対応するため、ボディとレンズの絞りを連動する部分の精度を改良したレンズをAi-sシリーズとして発売しました。
それまでのAiレンズからAisへの切り替わり時期に発売された数機種のカメラは、従来のAiレンスを使用しても適正露出を得られるように、瞬間絞り込み測光方式を採用しています。
瞬間絞り込み測光はシャッターレリーズからシャッターを起動させるまでの間に絞り込み測光を行うため、従来のAiレンズも使える便利さと引き換えに、一瞬のシャッターのタイムラグがあります。
私は鈍感なので全く気になりませんでしたが、人によっては気になるようです。
瞬間絞り込み測光のカメラはFG,FA,F301,F501等で、それ以降はAiレンズでのシャッタースピード優先、プログラムオートは使えない・・・はず。

AiレンズととAisレンズの見分け方
外観としてはAi-sレンズは最小絞りの指標が橙色で刻印されています。
MiyaIMG20110419_FG_002.jpg

また、マウント部にはボディがAi-sレンスである事を識別するために、三日月型の切れ込みが入っています。
MiyaIMG20110419_FG_003.jpg

前置きが凄く長くなってしまいましたので続きは次回とします。

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2011.04.19 / Top↑
今日は私のカメラ遍歴第7弾として(京セラ)CONTAX STをご紹介します。

第6弾でご紹介したOLIMPUS OM-4は就職してすぐに買ったカメラなのですが、生活が変わると趣味も変わるもので、スキーにテニスに、あんな事もこんな事も、あんな人もこんな人もと夢中になってカメラとは無縁の状態がしばらく続いていました。
そんな生活がしばらく続いた後、カメラに興味を持ち始めた友人がいまして、その友人がCONTAXを買った事に触発されて、それまでほとんど使っていなかったOM-4とズームレンズを売って購入したのがこのCONTAX STです。
保証書によると1993年3月20日に横浜のカメラのきむらで購入したみたいです。
CONTAX ST 1
おお、液晶の青い保護フィルムが貼ったままですね。
CONTAX STは同社の167MTの後継機種で、RTS IIIの下位機種にあたります。

CONTAXの一眼レフのなかではマイナーな機種で殆ど見かける事がないのですが、RXよりスマートで、RTSよりすっきりしたデザインは今でも気に入っています。

内容はマニュアル、マルチモードオート、自動巻き上げ、自動巻き戻し等々ピントとシャッターボタン以外はカメラ任せの思い切り電子カメラです。
面白みがないといえばそうなのですが、バブル全盛期以降ははこんなのがもてはやされている訳です。

STはシャッターは縦走りメタルフォーカルプレーンシャッターB,1~1/6000秒、駆動は下カバー内の単4電池4本で行います。
後でNikon FAを入手して思ったのは、1/6000秒まで使えるのと、モーター内蔵以外は殆ど同じじゃんと。
コレクション的にはS2にしておけば良かったかな?

コマ間写し込みが可能なデータバック。
CONTAX ST DATA BACK

やはりコンタックスはカメラよりはツアイスレンズの写りなのでしょう。
Planar 50mm 1.4 MM
一緒に購入したプラナー50mm 1.4の写りは秀逸です。(宝の持ち腐れだろうとの指摘は禁止)

でもこのカメラも相変わらずろくな写真撮ってないです・・・トホホ

STのような電子カメラは機械式カメラよりも正直申しますと寿命が短いです。(私も電子式の修理はお断りしてます)
今は元気ですが私が愛用してきたフィルムカメラのうち、これだけは私より先に昇天してしまうでしょう。
液晶も10年経てば薄くなってきますし。(使わずに最適状態で保存すれば別でしょうが、カメラは使ってなんぼのものですから)どんなに器用な職人でもLSIのような電子部品は作れませんから。
また、当時流行っていたゴムラバーの貼り革は、今になると縮んでみすぼらしくなったり、ベタベタしているものが多く、中身より先に外身が逝くなよと思う事があります。
幸い私のは殆ど使っていないので無事なようです・・・・・

レンズを生かすために、今のうちに同じマウントのヤシカのマニュアル一眼レフを確保しておこうかなと思う今日この頃です。(でもまた殆ど使わないだろうなぁ・・・)


(京セラ)CONTAX ST
発売:1992年
型式:35mmフォーカルプレン式AE一眼レフカメラ
マウント:コンタックス/ヤシカMMマウント
シャッター型式:縦走行メタルフォーカルプレンシャッター
シャッタースピード:
オート   Av,Pモード16秒~1/6000秒
      Tvモード1秒~1/4000秒
      マニュアル B,X(1/200秒),1~1/4000秒
露出制御:絞り優先オート、シャッター優先オート、
     プログラムオート、マニュアル露出、
     TTLオートストロボ、 マニュアルストロボ
測光方式:TTL中央重点平均(EV0~20)、スポット測光(EV4~20)切り替え式
ファインダー:視野率95%,0.8倍、スクリーン交換可
価格:200,000円

レンズ
Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4 MM
構成:6群7枚
最小絞り:F16
最短撮影距離:45cm
価格:・・失念m(__)m

後日談:
久々に電池を入れてみたら、シャッターを切るとチュイーンと鳴るばかりです。
スイッチを切って入れ直すとミラーが落ちる音がします。
電池を外して、レンズを外したところ・・・・・

あぁ・・CONTAXの持病
CONTAX STミラー落ち
「ミラーの滑り落ち」です。

普通の他社の一眼レフですと、ミラーは金具で固定するか、貼り付けでも枠の中に張り付けているので、自然にミラーが滑り落ちる事はまずありません。ところがCONTAXは枠なしでぺたっと貼ってありますので、経年により粘着素材の粘度が落ちると、ミラーが徐々に落ちて来ます。そしてシャッターを切るとレンズに引っかかってチュイーンです。
20万もするカメラの主幹部品をシールで貼るなよ!
やっぱりヤシカのボディが欲しくなってきました。

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2010.11.03 / Top↑
今日は私のカメラ遍歴第6段としてOLYMPUS OM-4をご紹介します。

私は高校時代にペンタックスSPを中古で購入して使っていましたが、社会人になりある程度収入があるようになると「新品」のカメラが欲しくなりました。
当時はコンパクトカメラは既にオートフォーカスが当たり前になっている時代でしたが、やはり買うなら一眼レフと言う事で、OM-4を選びました。

OLYMPUS OM-4 カタログ表紙OLYMPUS OM-4 カタログBODY

しかし、この頃の私はへたれカメラマンであったため、レンズは35-105mmF3.4-4.5のズーム一本という体たらくぶりで、今考えるとZuiko40mmF2なんかも現役で入手できた時代にもったいない事をしたと反省する事しきりです。
OLYMPUS 35-105

OM-4は複数点をスポット測光して、その平均値を計算してくれるマルチスポット測光が売りでした。その他にも、スポット測光したポイントをシャドーにしたり、ハイライトにしたりするボタンも付いていました。露出は俺が決めるんだって人には中々良い機能だったと思います。  でも、ペンタックスのMEスーパーと同じで、ファインダーを覗きながら上カバー上のボタンを手探りで押すのはお世辞にも使いやすいとは言えません。
あと、純正ストロボ装着時に電池の減りが早いのが玉に瑕でした。

OM-4発売当時その対極にあるようなカメラをニコンが発売しました。
Nikon FAです。
このカメラはマルチパターン測光であらゆる場面で最適露出を算出するのが売りでした。
迷ったあげくにOM-4にしたと、確かそうだったと記憶が・・・薄れかけてますが。
Nikon FAは相当後になって中古で手に入れて、今も現役なのですがそれは第8段でご紹介します。

私は買ったカメラは手放さないほうなのですが、唯一このカメラだけは手元にありません。
第7段で紹介するカメラを購入するために、カメラのきむらの委託販売で売り飛ばしてしまったからです。
使用頻度が極端に低かったので良い値段がついたと記憶しています。

OM-4は電子カメラであるが故、完動機はこれからますます少なくなっていくと思います。

OLYMPUS OM-4電子回路
寂しい限りですが、電子部品がなければ修理できないのは電子カメラの宿命です。
苦労して買った人にとっては給与何ヶ月分という価値は変わらないと思うのですが。

OLYMPUS OM-4
発売:1983年
型式:TTL自動露出式35mm一眼レフカメラ
マウント:オリンパスOMマウント
シャッター:電磁制御式横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード:B,1~1/2000秒
価格:109,000円(ボディ)

ZUIKO Zoom 35~105mm F3.5~4.5
構成:12群16枚
最小絞り:F22
最短撮影距離:31cm(クローズフォーカス時)
フィルター径:55mm

次回はCONTAX STをご紹介します。

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