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今回はRICOH FLEX VIISを紹介します。

RICOH FLEX VIIS


このカメラは、私が小学校6年の時に洋服タンスの奥から発掘し、勝手に使っていたカメラです。
今のようにインターネットなどない時代でしたから、説明書を見てフィルムの入れ方を知りました。
それまで使ったことがあったカメラと言えば、先に紹介したOLYMPUS PEN EEでしたから、絞りやシャッタースピードなど、露出のイロハも知らずに写し始めました。
その頃のネガを今も持っていますが、初めの一本は写っているのが奇跡です。
その現像結果を見て反省したのか、二本目からはフィルムの箱に書いてあった露出表を見ながら露出を設定しているみたいです。(本人記憶なし)
三本目には山梨の昇仙峡が写っていましたが、このカメラの良いところは小学生が使っても手ぶれしないところでしょう。
1973年3月24日に月食の連続撮影のために持ち出したのを最後に使っていません。

RICOH FLEX はご存知のように爆発的に売れた普及機です。
それまで敷居の高く贅沢品だったカメラを、一家に一台にまで敷居を下げたと言う点で歴史に残るカメラだと思います。
そのあまりに効率的な作りから、ブリキのカメラと揶揄されることもありますが、なかなか良く写ります。
いろいろ評価は分かれるでしょうが、当時手で押すと凹んでしまうようなヘニャヘニャなカメラが多く出回っていた中以外にしっかり出来ています。
アルミ部品はあまり使われていません、主体は鉄ですのでかっちりしており、プリモフレックスなどと比べるとかっちりした感じを受けます。

レンズは 8cm F1:3.5
RICOH FLEX VIIS レンズ
ピントはこのつまみを持ってレンズを回転させて合わせます。

シャッターチャージはこのレバーを下げます。
RICOH FLEX VIIS チャージレバー

シャッターレリーズはレンズ下のこのレバーを操作
RICOH FLEX VIIS レリーズレバー

両目を開けて、片目で覗くと撮影範囲がわかるアイレベルファインダー。
RICOH FLEX VIISスポーツファインダー

フィルム装填は中のユニットを取り出して行います。
RICOH FLEX VIISフィルムユニット
オートマット機能はありませんので、フィルムは後ろの赤窓を見ながら巻き上げます。

当時発売された35mmフィルムユニット「リコーキン」
RICOH FLEX VIISリコーキン
写真の本体と、圧板、フィルムカウンターの付いた巻き上げダイアルでセットになっています。
これを使うためには巻き上げ側にもう一つパトローネが必要です。

専用フードと被せ式フィルター(モノクロ時代のお約束UV,Y2,R1)
RICOH FLEX VIISフード


フィルターとフードを実装した勇姿です。
RICOH FLEX VIIS勇姿

RICOH FLEX VIIS(前期型)
発売:1930年
メーカー:理研光学工業
種類:二眼レフ(前玉回転式)
シャッター:RIKEN B,1/10~1/200
レンズ:ANASTIGMAT 1:3.5 8cm
フィルム巻き上げ:赤窓合わせ式
価格:8,300円
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