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カメラ修理 KONICA C35 flashmaticの続きです。

前回はモルトを貼り換えました。

露出計が動かない原因を探るべく電源ラインをたどります。
と、早速発見。
miyaIMG110520_C35_flashmatic_11.jpg

電池室のマイナス端子を止めている部分外れて、それによるプラス電極とのショートしてます。
それとマイナス端子の配線は腐食して断線状態。

きっと過去に電池が液漏れしたのでしょう。
腐食液が染みた配線は交換が必要です。

miyaIMG110520_C35_flashmatic_12.jpg
電池の腐食液はレンズ裏まで上がってきていました。

電池室はプラスチックを溶解して固定してあるはずのマイナス端子が外れてぶらぶらでした。
この部分は電池に押されるマイナス端子の直上をプラス端子が横切るという恐ろしい作り。
miyaIMG110520_C35_flashmatic_13.jpg
マイナス端子が取れてしまうとショートします。(してました)
電池を入れて裏ぶた締める→電池室マイナス端子が押される→耐えきれず端子が外れる→プラス端子とショート→電池消耗→液漏れ・・・ああ・・

ここは二度とショートしないように端子固定後エポキシで絶縁をかねて固定しました。

コニカC35の露出計は 電池(-)-CDS-メーター-調整用固定抵抗-電池(+) こんな感じで単純な直列回路です。
ですので、電池の電圧の影響をもろに受けてしまいます。
今回はお客様に電圧の安定した補聴器用の空気亜鉛電池PR44をお勧めしました。

空気亜鉛電池は電圧は1.4Vと水銀電池と0.05Vしか変わりません、しかも出力電圧変動が少ないですので、C35のような電圧の影響を受けやすいカメラにはもってこいです。
ただし、空気がないと発電が止まってしまいますので、完全に密閉した環境では使用出来ません。
大抵のカメラは電池蓋に息抜き用の穴があいていますので問題なく使用出来ると思いますが、全機種試した訳ではありません。自己責任で一度使ってみる価値はありますよ。

脱線しました。

このカメラは空気亜鉛電池の電圧1.4Vで適正露出を得られるようにオートを調整しました。

続きは次回とします。
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