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今回はミノルタのSR-101の整備をご紹介します。

_DSC1342.jpg
1966年ミノルタはそれまでの同社の一眼レフの第一世代機(SR-2,SR-1,SR-7)に代わる第二世代機としてSR-T101を発売しました。その後SR-T101はミノルタの主力機として8年近く君臨することになります。
今回ご紹介するSR-101はそのSR-T101の最終バージョンと言っても良く、1975年にリリースされたものです。若干の仕様変更はありますが、中身はほぼ同じ物です。
SR-101が発売された時には、既に第三世代機のXシリーズを発売していましたが、マニュアル専用機として第二世代機であるこのモデルを残していたようです。

さて、実機を見てみますと。

殆どSRT-101と同じですが、外見上いくつかの違いがあります。
R0012408.jpg
アクセサリシューのホットシュー化。

R0012409.jpg
ミラーアップ機能の省略。

R0012414.jpg
裏蓋にリマインダーポケット追加。

ミノルタご自慢の上下分割測光CLCはプリズムの前後で測光しています。
実際のメーター回路は電池と上下のCDSを直列に繋げただけの非常に簡単な物です。
R0012452.jpg

それに対して絞りとシャッタースピード設定値に連動して動く追針の仕組みは非常に凝った物で、正確に適正露出を導き出します。
R0012440.jpg
電子回路に頼らずに糸とプーリーで回転角の違うシャッターダイヤルと、絞りの設定の糸の引き合いを取り持ち針を動かす高度な技術です。
上下分割は空と値表とか光と影の平均値を露出とするために、左右にセンサを配置した物より適正露出が得られます。

お預かりした機体は特に問題はないのですが、内外のモルトが変質していました、整備に行うのには良い時期だったと思います。
R0012481.jpg
結構遮光をモルトに頼っています。

他にもミラーボックスのバネの鳴き止めにも使ってあります。
(バネの中に細いモルトが入っています)
R0012484.jpg
これらの劣化したモルトを放置するとあちこちに入り込み色々と悪さをしますので、すべて交換します。

各部の整備が完了したSR-101です。
_DSC1345_2.jpg
このカメラ、まだまだ使えますよ。


minolta SR-101

発売:ミノルタ(1975年)
型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式 一眼レフカメラ
シャッター:横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード:B,1~1/1000秒
マウント:SRバヨネットマウント
露出計:CdSセンサー使用 TTL上下2分割開放測光(CLC)
     メータードマニュアル(追針式)
販売価格:63,000円(レンズ付き)

カメラ修理 ミノルタ minolta SR-101
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