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今回はIhagee(イハゲー) Exakta varex(VX)の修理をご紹介します。

MiyaImg20110731_Exakta_VX_02.jpg

イハゲー(Ihagee)は東ドイツの光学メーカーです。
世界初の35ミリ一眼レフであるキネエキザクタを開発したメーカーとして有名です。
戦前からあった会社が、戦後公社になって行く東ドイツの中で、Ihageeはオランダ資本であったため、その独立性を維持する事が出来たと聞いています。
にわか勉強の私が語ったところで一瞬でメッキが剥げそうですので、詳しく研究されている方にその辺の話はお任せする事にしましょう。

何とも神秘的な興味をそそる形状。
MiyaImg20110731_Exakta_VX_01.jpg
私には謎が一杯の城を正面から眺めているようです。
Exakta varexは1950年発売で、VX名の機種は中身は同一でアメリカ向けだったのだそうです。

お客様からは、シャッター幕が走りきらない、フィルムカウンターの動きが渋い、等々、整備全般を承りました。
付属のレンズはZeiss Jenaの58mmです。
こちらはヘリコイドが異常に重く末端でジャリっとしてますので、分解清掃とヘリコイドグリスの入れ替えが必要です。

ファインダーユニットは脱着式ですが、なんと焦点板兼コンデンサーレンズまで一体で外れます。
MiyaImg20110731_Exakta_VX_08.jpg
ごってりと重くて取り扱い注意です。

裏蓋開閉式で、裏蓋自体は蝶番の軸が簡単に抜けるようになっていて簡単に取り外せます。
別の形状の裏蓋があったのかも知れませんね。

フィルム巻き取り側はスプールもしくは専用の遮光カートリッジを使用します。
これは・・・
MiyaImg20110731_Exakta_VX_06.jpg MiyaImg20110731_Exakta_VX_07.jpg
フィルムを使用したところまででカットするカッターが着いています。

マウントはかなりガタがあります、最近?のバヨネットマウントと違いマウントに切られたのスリット幅の弾力だけできちっとさせてますので、古いと仕方ないのかも知れません。
MiyaImg20110731_Exakta_VX_09.jpg
今回はマウントの交換部品もお預かりしておりましてその交換も併せて行います。

そうそう、左手巻き上げなんです、このカメラは。
MiyaImg20110731_Exakta_VX_03.jpg
シャッターボタンも左側

右肩にはスロー兼セルフタイマーダイヤルがあります。
このスローダイヤル&セルフタイマーの使い方は凄く悩みました。
MiyaImg20110731_Exakta_VX_04.jpg
カバー上のフィルム感度のリマインダーは固着しています。

各ダイヤル類はアルミ無垢材からの削り出し部品でひんやりとして重みがあります、この質感は最近のカメラでは味わえません。

動かしてみると確かにシャッターの動きが悪く、全体的に油が切れてかわいそうな状態です。
マウントも交換するために、分解前にフランジバックを計測しておきました。

続きは次回とします。
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