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カメラ修理は横浜カメラサービス - yokohama-camera-service.com
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台風が去った後、季節は一気に秋に向かっている感じですね。
首の調子は相変わらずですが、執筆を再開します。

今回はオリンパスのPEN-FTの修理をご紹介します。
MiyaImg20110925_PEN-FT.jpg
だいぶ前に行った整備なのですが、その時期はなぜか修理屋さんのブログでPEN-Fシリーズの記事が多かったので、暫く後回しにしておりました。
PEN-FTは、35mmハーフサイズロータリーシャッター式一眼レフOLYMPUS PEN-Fに、TTL露出計とセルフタイマーを加えた物です。PEN-Fで2回巻だったフィルム巻き上げもFTからは1回巻き上げに変更されています。

今回は露出計不良の症状のあるカメラを各部点検整備も含めて承りました。

PEN-FTのTTL露出計の採光は、ファインダー光路上のミラーをハーフミラーにして、ハーフミラーの裏側に配置したCdsで行っています。
露出計測の為に光を透過させてしまう分、ファインダー像は従来機に較べて暗くなっています。
PEN-FTの光学系のウィークポイントはまさにそのハーフミラーで、カビが生えたりメッキ面の痛みにより反射率が落ちて、ただでも暗いファインダーが更に暗くなったり黒い影が見えたりします。
MiyaImg20110925_PEN-FT_02.jpg
お預かりしたカメラも教科書通りの症状で、ファインダーに黒い影が見えています。

写真は取り出して上下を返したハーフミラーですが、カビの培養器と化しています。
MiyaImg20110925_PEN-FT_09.jpg
カビは落としてもミラーメッキの傷みとして残ります。

今回ハーフミラーは新品と交換しました。
MiyaImg20110925_PEN-FT_10.jpg
これでファインダーの視界もすっきりです。

露出計不動の原因は電源系の断線が原因でした。
MiyaImg20110925_PEN-FT_07.jpg
左に伸びている赤い線が電源線

その他にもファインダー光路はカビだらけ。
MiyaImg20110925_PEN-FT_05.jpg

OLYMPUSはモルトが大好きなようで、PEN-FTもモルトが随所に貼られています。
MiyaImg20110925_PEN-FT_06.jpg
これらはすべて新しい物に貼り換えます。

シャッターユニット、ミラー駆動ユニット、巻き上げ部を清楚整備を行い完成。
MiyaImg20110925_PEN-FT_08.jpg
あ、もちろんレンズも清掃しました。

PEN-FT人気が衰えないですね。

このカメラ、まだまだ使えますよ。

OLYMPUS PEN-FT

製造:オリンパス(1966年)
形式:35mmハーフサイズ一眼レフカメラ
シャッター:チタン幕ロータリーシャッター
シャッタースピード:B,1~1/500秒
レンズマウント:オリンパス PEN Fマウント
露出計:内蔵TTL(Cds使用)露出計 TTLナンバー合わせ方式
発売価格:32.000円(F1.8付)
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