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カメラ修理は横浜カメラサービス - yokohama-camera-service.com
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前回に引き続きPENTACON SIX TLの修理です。

破損箇所の修復後に各機構部のメンテナンスを行います。
R0012639.jpg
中身がごっそりと取れますので比較的メンテナンスはしやすい方ですが、どのカメラも緩めてはいけないネジがありまして、不用意に緩めてしまうと余計な作業を増やしてしまう事になります。

そのひとつ、このカメラは右肩でミラー制御、左肩でシャッタースピード制御(後幕タイミング生成)を行っており、その左右のリンケージ金具がファインダースクリーンの後ろを通っています。
上の写真の真ん中の如何にも回してくださいと言った形状のネジは、そのリンケージ金具の軸に当たる部分で、ここを動かしてしまうとどうなるかはご想像にお任せします。

右肩部です。
R0012642.jpg
この写真の左の真鍮プレートを留めているネジもそこに関わる修理以外では弄らない方が無難。

・・・個人で分解整備をしたカメラは、どこの修理屋にとっても招かざるものである事をおわかり頂きたく、ネジの話を致しました。分解を始めてしまったら、最後まで自己責任で修理を全うしてください・・・

因みにこのカメラはそういった過去に弄られた形跡はありませんでした。

右肩の下には、
R0012647.jpg
ミラーを駆動するギアがあります。

左肩部です。
R0012643.jpg
ここで設定されたシャッタースピードに応じて後幕を走らすタイミングを生成します。

PENTACON SIXは板金部品が多く、部品の変形による不具合も多いカメラです。
今回も衝撃によりそれらの機能部品の変形もあるのではと思ったのですが、幸い頑丈なボディシェルに守られて事なきを得たようです。

シャッター機構に注油を行い、スピードをチェックしたところ良好。
巻上げ機構にグリスアップして組み上げて完成です。
_DSC1376.jpg
PENTACON SIX TLは値段も手頃で、ペンタックス6×7より若干軽く、Zeiss Jenaのレンズが使えるので愛好者は多いようです。

_DSC1378.jpg
素敵な造形。

このカメラまだまだ使えますよ。

PENTACON SIX TL
発売:1968年 VEB ペンタコン社(東ドイツ)
形式:マニュアル中判(6x6)一眼レフカメラ(ファインダー脱着式)
マウント:ペンタコンシックスマウント
シャッター:横走り布幕フォーカルプレンシャッター B,1~1/1000秒
露出計:なし(アイレベルファインダー装着でTTL測光可能)
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