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今回は皆さんご存知ライカのM3修理をご紹介します。

R0013169.jpg
カメラ史を変えたともいえる名機です。

その精密さ完成度の高さから、日本のメーカーがライカの模倣をやめて、軸足を一眼レフに踏み換えるきっかけになったカメラでもあります。
皮肉にもそれが後にライカの経営を圧迫する結果になりました。

あまり色々書きますとライカ教信者の皆さんに怒られてしまいそうですので蘊蓄はこのへんにして。

今回お預かりしたM3を見てみましょう。

まず巻上げレバーが戻りません。
R0013176.jpg
スローシャッターが途中で止まってしまいます。

巻上げれば−が戻らないのはバネの端が折損しているためでした。
交換するのがベストなのでしょうが、ここはバネを加工して対応しました。

スローは以前に注油された油分と埃で固着していました。
R0013205.jpg
ここは取り外して清掃と最低限の給油を行います。

その他一通りの整備を行ったのですが、今回は余りお見せできるような写真が残っていませんでした。

ところでこのM3はシリアルナンバーからするとシャッタースピードの並びは国際系列(B, 1, 1/2, 1/5, 1/10, 1/25, 1 /50, 1/100, 1/250, 1/500, 1/1000秒)のはずなのですが、何故かシャッターダイヤルが倍数系列(B, 1, 1/2, 1/4, 1/8, 1/15, 1/30, 1/60, 1/125, 1/250, 1/500, 1/1000秒)でした。
R0013199.jpg
オーナー様も上カバーとボディが違うのではないかと気にされていましたが、ボディと上カバーは同じシリアル番号でした。もしかしたら管制部周りが交換されているのかも知れません。
その他にも巻上げユニットもダブルストロークからシングルストロークの物へ交換がされていましたが、故障の多かったダブルストロークからの換装は当時普通に行われていた事ですので、特に珍しい事ではありません。

やはりM3はいいですね。
_DSC1443.jpg
M3以後後継機種や派生機種は発売されましたが、後にも先にもこれ以上のレンジファインダーカメラは新規開発されなかったと思います。

このカメラまだまだ使えますよ。

Leica M3

製造:ライツ社(西独) 1956年11月〜1957年1月(シリアル番号より)
型式:フォーカルプレーンシャッター式レンジファインダーカメラ
シャッター:布幕横走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード:B,1〜1/1000秒
露出計:なし

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