今回はソ連製カメラKMZ Zorki-4Kの整備をご紹介します。
Zorki-4KはKMZのベストセラーZorki-4の派生機種で、巻き上げがレバー式になっており1972年〜1978年まで製造されたそうです。

Zorki-4シリーズは1956年から実に23年にわたり製造された事になります。
KMZはZorki-4と平行してZorki-5とZorki-6も製造していましたが、デザインもスペックも別物ですし、同メーカーの違う機種と思っても良いと思います。
私は個人的にZorki-4, 4K, 5, 6と持っていますが、散歩に使うにはZorki-6が使いやすいかも知れません。

レバー巻上げ、裏ブタ開閉式でスローシャッターは省略されていますがファインダーは見やすいです。
余談はここまで。
今回のZorki-4Kはシャッターが動かなくなってしまったとのことでお預かりしました。
シャッター故障の原因ははシャッタードラム側でシャッターリボンの接着が剥離して、ドラム下のギアに巻き込まれていたためでした。・・・リボン交換をしましたが写真が残っていませんでした。
こちらはあっさりと治ってしまいまして。
Zorki-4Kは組み上げ時に巻き上げレバーをはめ込むのに、リターンスプリング巻いて、それが解けないようにしながら巻上げレバーを固定しなければなりません。うっかりすると、レバーを留める前にバネがビローンと戻ってしまいます。
何かスマートな方法はないのかといつも思いながらいつも泥臭い方法ではめ込みます。
下の3枚の写真の赤丸内の穴。これが上手くはめ込む為のガイドとなります。



前回のM3もそうでしたが、今回も修理写真が少なくてすみません。
復活したZorki-4Kです。

オーナー様は修理期間中にLeica M6を買ったとの事ですので、今後活躍できるのかな。
このカメラもまだまだ使えますよ。
KMZ Zorki-4K
製造:Krasnogorski Mekhanicheskii Zavod (KMZ) (ソ連)1972-1978
型式:フォーカルプレーンシャッター式レンジファインダーカメラ
シャッター:布幕横走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード: B, 1〜1/1000秒
レンズマウント:M39(ライカLマウント)
露出計:なし
Zorki-4KはKMZのベストセラーZorki-4の派生機種で、巻き上げがレバー式になっており1972年〜1978年まで製造されたそうです。

Zorki-4シリーズは1956年から実に23年にわたり製造された事になります。
KMZはZorki-4と平行してZorki-5とZorki-6も製造していましたが、デザインもスペックも別物ですし、同メーカーの違う機種と思っても良いと思います。
私は個人的にZorki-4, 4K, 5, 6と持っていますが、散歩に使うにはZorki-6が使いやすいかも知れません。

レバー巻上げ、裏ブタ開閉式でスローシャッターは省略されていますがファインダーは見やすいです。
余談はここまで。
今回のZorki-4Kはシャッターが動かなくなってしまったとのことでお預かりしました。
シャッター故障の原因ははシャッタードラム側でシャッターリボンの接着が剥離して、ドラム下のギアに巻き込まれていたためでした。・・・リボン交換をしましたが写真が残っていませんでした。
こちらはあっさりと治ってしまいまして。
Zorki-4Kは組み上げ時に巻き上げレバーをはめ込むのに、リターンスプリング巻いて、それが解けないようにしながら巻上げレバーを固定しなければなりません。うっかりすると、レバーを留める前にバネがビローンと戻ってしまいます。
何かスマートな方法はないのかといつも思いながらいつも泥臭い方法ではめ込みます。
下の3枚の写真の赤丸内の穴。これが上手くはめ込む為のガイドとなります。



前回のM3もそうでしたが、今回も修理写真が少なくてすみません。
復活したZorki-4Kです。

オーナー様は修理期間中にLeica M6を買ったとの事ですので、今後活躍できるのかな。
このカメラもまだまだ使えますよ。
KMZ Zorki-4K
製造:Krasnogorski Mekhanicheskii Zavod (KMZ) (ソ連)1972-1978
型式:フォーカルプレーンシャッター式レンジファインダーカメラ
シャッター:布幕横走りフォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード: B, 1〜1/1000秒
レンズマウント:M39(ライカLマウント)
露出計:なし
スポンサーサイト
2012.08.16 / Top↑
| Home |