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今回はオリンパスのPEN-Fの整備をご紹介します。

R0013439.jpg
PEN-FはデジカメのPENシリーズが出てから修理件数が目に見えて増加したカメラです。
人気は相変わらずですが、そろそろ良い物は出尽くした感もあり、最近のオークションでは良品に当たる確率がかなり下がっている気がします。
時々これはと思うような最良品と出会うことがありますが、新品で買ったままお持ちになっていた物であったり、親類から譲り受けたなど素性のはっきりしたワンオーナー物であることが多いです。

今回お預かりしたカメラはどうでしょう。
R0013434.jpg
なかなか状態が良い物のようです。

ファインダーを覗くとカビが見えるほか、モルト劣化、シャッター速度狂い等、経年による症状はみられますが、どれも整備で改善する物ばかりです。

内部には一度も手を入れられてないようで、タイムカプセルを開ける気分で整備を開始します。

内外のモルトは寿命を迎えてボロボロです。
R0013463.jpg

今回はスローシャッターが粘っていましたので取り外して整備しました。
機械昆虫のようなスローガバナ。
R0013474.jpg
綺麗に清掃して最低限の注油を行います。


オリンパスのPEN-FとPEN-FTは見た目は似ていますが随所に違いが見られます。
その一つファインダーですが、PEN-FTはファインダー経路上にハーフミラーを置いて透過した光を露出計の光源としている事はよく知られています。
もう一つ、フォーカス時レンズからの光をレフレックスミラーで横に導き、フレネルレンズで拡大して焦点面に結像させるのですが、その面がPEN-Fはプリズムの片面を曇りガラス加工して結像させているのに対し、PEN-FTはその手前のフレネルレンズの裏側を微細加工してその面に結像させています。
DifferenceFandFT_01.jpg
(ロットにより違う物もあります)
コストの問題か、FTの暗いファインダー対策かはわかりません。

今回のPEN-Fのファインダー内に見えたカビは、プリズムの入光面に生えていました。

整備後、綺麗なカメラを更に綺麗にして完了です。
_DSC1519.jpg

このカメラまだまだ使えますよ。


OLYMPUS PEN-F

製造:オリンパス(1963年5月)
形式:35mmハーフサイズ一眼レフカメラ
シャッター:チタン幕ロータリーシャッター
シャッタースピード:B,1~1/500秒
レンズマウント:オリンパス PEN Fマウント
露出計:専用外付け露出計あり
発売時価格:24.800円(F1.8付)
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