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カメラ修理は横浜カメラサービス - yokohama-camera-service.com
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久々のカメラ修理記事です。

修理記事に入る前に
来る12月3日(月)から6日(木)まで横浜カメラサービスは連休させていただきます。
えーと、ゴールデンウィークとか、お盆休みの代休を今頃。

今回の修理はご存知Canon F-1です。

R0013545.jpg
これと言って欠陥のない良くできたカメラなのですが、時と共に劣化する消耗材もあります。

今回は高速シャッターの不具合でお預かりしました。

早速テスターにでチェックしてみますと、1/2000秒、1/1000秒はエラーで計測不可、1/500秒も下の写真のようにフレームの左右でかなり露光時間に差が出ています。
R0013530.jpg R0013532.jpg
(A:開きはじめの露光時間/C:閉じる前の露光時間)
シャッターの先幕が後幕より相対的に遅くなっています。
でも幕軸を弄って調整するのは最後の最後です、幕の速度を低下させた原因を解決するのが先です。
F-1はチタン膜シャッターですので、幕の硬化による幕速変化の可能性は除外するとして、考えられる原因は幕軸、管制部の油の劣化、油切れ、汚れなどでしょう。

シャッター管制部はこの下にあります。
R0013571.jpg

幕軸に給油する際には前板を抜きますが、左肩のこの辺りにギミックがあります。
R0013564.jpg
不用意に前板を引き抜くと、露出指標の金具をへし折ってしまい、泣くに泣けない事態になります。

良いカメラですので、整備はプロにお任せいただきたいものです。

今回はさくさくと通常のメンテナンスで作業が終わりました。
_DSC1530.jpg
シャッタースピードも正常値に戻っています。
F-1でよく見られるシャッターバウンド、Xシンクロタイミングの狂いもありません。

Nikon Fもそうですが、「壊れにくい」「メンテで元に戻る」それがプロ用カメラの条件ですね。

このカメラ、まだまだ使えますよ。

Canon F1(旧)
製造:キャノン
発売:1971年3月
形式:35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ
マウント:FDマウント
シャッター:4軸式金属幕横走行フォーカルプレーン
      1/2000~1秒、B, X
ファインダー:ペンタ着脱可能アイレベル式、倍率0.77倍、視野率97%
露出計:CdS素子使用、TTL開放追針合致中央部分測光
    測光連動範囲EV2.5~18(ISO 100:F1.4)
    フィルム感度使用域ISO 25~2000
発売時価格:117,000円(FD55mm F1.2付き)
      100,000円(FD50mm F1.4付き)
      92,800円(FD50mm F1.8付き)
      78,000円(ボディ)
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