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カメラ修理は横浜カメラサービス - yokohama-camera-service.com
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今回もMIRANDA AUTO SENSOREX EE修理の続きです。

前回はミラーボックスを降ろして、不動の原因を突き止め、処置をしました。

せっかくミラーボックスを降ろしたのですから、内側からしか給油できない部分にくまなく給油おこないました。
ここから先は分解と逆手順で組み上げていきます。

露出計組み込み前にシャッター調整を行い、残りを組み立てます。
露出計不動の原因はこれ
MIRANDA AUTO SENSOREX EE 腐食電池

腐食液が浸透した線も交換し、露出計は息を吹き返しました。
MIRANDA AUTO SENSOREX EE 電源端子
この部分ですが、電池室のマイナス端子に当たる部分に緑色の線が半田付けされており、左肩カバーの脱着で線を痛めてしまいそうでしたので、半田付けを金具の裏側に変更しました。

カウンターの不具合ですが、調整で解決できました。
分解時に、不動の原因がカウントアップ時にストッパー爪がかからない事が分かっていましたので、爪がかかるように爪の軸の部分の偏心ワッシャを回して調整します。
MIRANDA AUTO SENSOREX EE COUNTER MIRANDA AUTO SENSOREX EE COUNTER ワッシャ
カメラはこの偏心ワッシャのように、芯をずらした部品で微調整する部分がよくあります。
不用意に分解すると、その位置が狂ってしまい元通りの動作をしなくなってしまいます。

最後にフレネルを清掃します
こんなにたくさんの部品が・・・
MIRANDA AUTO SENSOREX EE フレネル

清掃して元通りに組み入れてボディは終了。
MIRANDA AUTO SENSOREX EE BODY AFTER MIRANDA AUTO SENSOREX EE レンズ50mm1.8
レンズは・・・外観と前玉後玉の清掃で十分でした。

修理が完了したMIRANDA AUTO SENSOREX EE
MIRANDA AUTO SENSOREX EE 完了
梨地のメッキが美しいカメラです。

このカメラまだまだ使えますよ。


MIRANDA AUTOSENSOREX EE
発売:1972年3月
型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式TTL・AE一眼レフレックスカメラ
    ペンタプリズム脱着式
マウント:ミランダマウント(外側バヨネット内側ネジマウントのダブルマウント)
シャッター:横走り布幕フォーカルプレーンシャッター
      (B, 1,~1/1000秒)
露出計:CDS TTL測光(センサをミラー裏に配置)
Auto:シャッタースピード優先AE

AUTO MIRANDA E 1:1.8 f=50mm
構成:4群6枚
最小絞り:F16
最短撮影距離:45cm弱


後記
修理記事中に簡単に「xxの原因は○○でした」と書いていますが、実際は原因究明にはかなりの時間を要しています。
分解するにしても整備資料がないカメラは慎重に事を進めますので、非常に時間がかかります。
特にミランダは、部品点数がかなり多く、メカも独創的で難易度かなり高いカメラですので、修理は絶対にプロに依頼した方が良いです。
組み上げるときも、各メカのリンク位置がありますので、うまくいかないときはトライアンドエラーを繰り返す事になります。
私はしばらくミランダはいいかなと言う感じです。

いえ、受けます商売ですから。
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