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前回に続きペトリF2の修理(2)です。

巻き上げレバーの粘り解消のため、レンズボードを外す必要がでてきたペトリF2。

この当時のペトリの貼り革は経年により非常に固く変質しており、今や革というよりはプラスチックに近い状態です。
弾力性が失われていますので、不用意に持ち上げるとばりばりと割れてしまいます。
miyaIMG110304_PetriF2_05.jpg
既に脱落している部分もあります。

この貼り革は、こげる寸前まで熱すれば剥がれない事もありませんが、剥がしている最中にも冷めた順に固まり、うっかり触れると崩壊します。崩壊したらホットプレートの上でジグソーパズルです。

今回はお客様にご了承いただき、貼り革を新しい物に交換することにしました。
追加料金が発生しお客様には大変申し訳ないのですが、理由をご理解いただきご承諾をいただきました。

バリバリと剥がす前に型紙を作成し、ネームプレートのある位置等も正確に記録しておきます。
miyaIMG110304_PetriF2_06.jpg
これから元の革がバラバラになってしまいますので、新しい貼り革を貼る時に必要な作業です。

貼り革を除去し前板を外しましたが、シャッターユニットを留めているリングが非常に固く、通常の工具ではびくとも動きません。
ガウスタイプの大きな後玉を傷つける前に、このカメラ用に治具を制作します。

グラインダーとヤスリで格闘する事2時間あまり、やっと出来ました。
miyaIMG110304_PetriF2_07.jpg

早速治具を使い回そうとしますが、びくとも・・・ 疲れた。
このままだと夢に出てきそうです。

作戦を変更し別の方法で清掃を試みます。
とにかくチャージリンク金具の軸にヘリコイドグリスが回って粘っている事は確か。
別の方法で患部の清掃を行い、ようやく快調なチャージ動作を取り戻しました。
巻き上げレバーもチャージ後かちっと戻ります。
治具作った意味が・・・

ひとまず安心、やっと折り返し地点です。

続きは次回とします。
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